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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2012年01月20日

非常時にも電気代削減にも役立つ蓄電池

Impress Watch-12/16)

12月15日~17日の3日間、東京ビッグサイトで日本最大級の環境展示会、「エコプロダクツ 2011」(以下、エコプロ)が開催されている。

 今年で13回目となるこのエコプロは、開催テーマに「Green For All,All For Green、日本発!エコの力で明日を変える」を掲げ、752社・団体が出展し、最新のエコ関連製品を展示している。

 会場は社会見学・遠足でやってくる小学生、中学生も非常に多く、子供目線でも分かる展示が多いのもエコプロの特徴だ。日本最大級というだけに会場も広大で、ビッグサイトの東1~東6までの6ホールを使ってのイベントとなり、一回りするだけでもかなりの時間を要する。

 本稿では、大手家電メーカーの展示を中心に、会場で見つけた気になる製品、グッズなどについて紹介していこう。

■ パナソニック、電気代を抑えて非常時にも役に立つリチウムイオン蓄電池付きHEMS

 大手家電メーカーの展示で目立ったキーワードが「HEMS」(ホームエネルギーマネジメントシステム)だ。HEMSは家庭内の電力利用量や電気料金を "見える化"するような管理システムのことだが、HEMSの定義がはっきりしているわけではないため、各社それぞれ方向性に違いが出ているのも面白い。基本的には住宅の電気エネルギーの消費状況をモニターすることを基本にしているが、メーカーによって消費電力を減らすように自動制御できるようになっていたり、太陽光発電と組み合わせたり、蓄電池を充電したり......といろいろだ。

■ ソーラーパネル付きマンションは大人気。既存マンションへの導入は難しい

 太陽光発電では、マンション向けのシステムに力を入れているENEOS(JX日鉱日石エネルギー)のブースに注目した。同社では以前から、三洋電機のHIT太陽電池と組み合わせて使う小型のパワコンを発売しているが、ここ1年で新築分譲マンションでの採用実績が増えてきているという。

 たとえば模型が展示されていた練馬の6階建てマンションの場合は、全戸に太陽光パネルが接続されているとのことで、各家庭に1つずつこの小型のパワコンが設置されている。パワコンは容量1.2kWで、非常用電源もパワコン上に搭載されているというもの。このシステムにより、各家庭で月平均4,000円程度の電気代の節約ができているという。また太陽光発電搭載のマンションは、現在のところ非常に人気が高く、すぐに売れるため、マンションデベロッパー側にとっても大きなメリットとなっているようだ。なお、マンション用ではあるが、マンション管理組合の制度などの関係もあり、既築マンションに後付けというのは実際のところは難しい。そのため、現在のところは新築時の設置ということになっているようだ。

 太陽光発電ばかりでなく、太陽熱利用の展示もいくつかあった。中でも良さそうに思えたのが東京ガスの太陽熱利用ガス温水システム「SOLAMO」だ。これは90Lの保温タンクを搭載したガス給湯器と、太陽電池パネルのようにも見える集熱ユニットをセットにしたもので、年間のガス代を30%程度削減できるというシステム。これは集熱パネルで不凍液を熱し、それを熱媒配管を通じてタンクに送って水を温めることで、ガスの使用量を減らすというもの。発電効率が15%程度の太陽光発電と比較し、集熱ユニットならエネルギー変換効率が約40~50%と高いのが特徴。約4平方mの集熱ユニットとタンク付給湯器、それに工事費を入れて80~90万円になるという。  


Posted by UPS店長 at 13:57